ボートレース平和島

大田区には、日本では珍しいボートレース場の1つがあり、水上で競馬のように、6つのボート・グループが一度に競い合います。

大田区のレースは、海水の用水トラックで行われ、ファンには特別観覧席が用意されています。当日は10時頃からレースが始まり、夕方近くにレースが終わります。一般的なイベントでは12回のレースが日中行われますが、時には夕方のイベントも行われます。

一回のレースではレースコースを3周しますが、ボートはこの距離をたったの1分で走らなければいけません。しかし、最初の1秒でフライングしたり出遅れたボートは欠場となります。レース開始前は緊張や興奮が高まります。ボートレーサーの苦難の一つは、レース当日に抽選でボートとエンジンを割り当てられる事です。レーサーが準備できるのはエンジンの点火プラグだけ。このシステムのため、レーサー達は初めて乗るボートを上手く操縦するスキルを身につける必要があるのです。

ボートレースは日本では数少ない公営競技の1つで、ファンはその結果に盛り上がります。システム自体が複雑ではないので、初めて参加する人でも簡単に理解できます。

平和島施設への入場料は100円ですが、より良い景色を楽しみたい場合、屋内席や指定席を取ることも出来ます。JR大森駅からレース当日発着する無料バス経由で、施設までお越し頂けます。