※記事内の写真は、特別な許可を得て撮影しています。
暖房が効いた部屋に籠もってしまい、運動不足が気になる今日この頃。社会人になって、運動する機会自体が減っています。
これはどうにかしないと……。そう思っていたとき目にしたのは、ネット上でたまたま目にした、「トンデミ平和島」の動画。そこには、トランポリンやクライミング、それに何やらユニークなアクティビティで超楽しそうに遊んでいる風景が。こ、これだ!
私と同じ新社会人の友人4人にも声をかけて、大田区の平和島にある「トンデミ平和島」へ遊びに行ってみることにしました!
運動の前には、平和島にある人気カフェ「Belle Couleur(ベルクルール)」で腹ごしらえ。栄養満点のランチとこだわりスイーツを食べ、アスレチックで身体を動かす……、そんなヘルシーな休日をレポートします!
「トンデミ平和島」の最寄り駅は、京急本線「平和島」駅。まずは駅近くのお店でランチを食べることにしました。向かったのは、コスパ最高のランチとこだわりのスイーツが食べられるという、人気のカフェ。
平和島駅の改札を出て西側に3分ほど進むと、すぐにお目当てのカフェに到着!
こちらが、「Belle Couleur(ベルクルール)」! 鮮やかなパープルカラーの看板と、白い石が敷き詰められたおしゃれな壁は、遠くから見ても目を引きます。
お店に入り、優しそうな店主さんに席に案内してもらうと、コンパクトながらもこだわりの詰まった空間が広がっていました。
お店の看板と同じパープルの椅子や、カラフルな壁紙が貼られた店内は、いるだけで気分が上がります。
待つこと十数分。色鮮やかな料理が、席に運ばれてきました! どのお皿からもいい匂いが漂ってきて、その場の全員からゴクリと唾を飲む音が聞こえてきそうな様子です(笑)。
せっかくなので、頼んだものをみんなでシェアして食べてみることに。
1品目は「おひとりさま天国プレート」(1,460円)。
こちらは、「Belle Couleur」がアイドルグループ「乃木坂46」が選ぶ「おひとりさま天国」公認店に選ばれたことを記念し、乃木坂46メンバーの好物から着想を得て考案したオリジナルランチプレートなのだそう。
食べてみると、一つひとつ料理が丁寧に作られているのが伝わってくるお味。特にピーマンの肉詰めは、驚くほど肉々しくて、ジューシーな食感です。
店主さんいわく、このピーマンの肉詰めを食べるために、わざわざ遠くから足を運ぶお客様がいるくらいなのだそう。
プレートに付いてくる「クリーム豚汁」は、クリームのなめらかさに味噌のコクがアクセントになった、今までにない優しい口当たりの豚汁でした。
2品目は、大田区のご当地グルメ「東京大田汐焼きそば」(880円)。大田区にちなんだ食材が使われているこちらの焼きそばは、六郷用水の清流をイメージした平打ちの麺がモチモチとした食感で食べごたえ抜群。
麺と一緒に炒められたシャキシャキ野菜や、大田区の区花である「梅」にちなんだカリカリ梅も加わって、食感も楽しい一皿でした。
最後は、「牛すじのチーズオムハヤシ」(1,500円)です。たくさんあるメニューの中でも不動の人気を誇るというこちらの一皿は、トロトロ卵の上に、たっぷりのチーズと、濃厚なハヤシソースがかかった贅沢な逸品。
視覚、嗅覚、味覚のすべてをダイレクトに刺激するおいしさで、最後の一口まで夢中になって食べてしまいました。
おいしいランチを食べて大満足と言いたいところですが、絶対に外せなかったのがお店の名物「平和島チーズケーキ」(300円〜)と「平和島チーズソフト」(350円)! こちらもみんなでシェアしながら頂きます。
まず、北海道産のクリームチーズと生クリームを使用したバスクチーズケーキ。柔らかな生地をスプーンですくって、口に運んでみると、生地がトロリと溶けるように広がります。上品な甘さと軽い食べ心地に、気がついたらお皿の中身がなくなってる……!
「平和島チーズソフト」は、北海道産クリームチーズと生乳で仕立てたソフトクリームで、さらりとした口当たりにもかかわらず、味はしっかり濃厚で、まるで牧場で搾りたて生乳のソフトクリームを食べているかのようです。
友人たちとスイーツを食べ比べした感想を話し合いながら、自分だけの推しスイーツを決めて盛り上がりました。ちなみに、私のイチオシはシンプルイズベストな「プレーンのバスクチーズケーキ」です。
アクセス:京急本線「平和島」駅から徒歩約1分
TEL:03-6885-7760
https://www.instagram.com/bellecouleur.heiwazima/
ランチを食べ終わったところで、後から到着した2人と合流し、いよいよ「トンデミ平和島」へ。「トンデミ平和島」は、平和島駅から歩いて約16分。平和島駅から「トンデミ平和島」行きのワンコインバスも出ているので、徒歩で向かうのが難しいお子さん連れのご家族なども安心ですね。
友人たちと喋りながら歩いていくと、青い看板が見えてきましたよ!
こちらが、お待ちかねの「トンデミ平和島」。建物自体がシースルーになっていて、中の賑やかな様子が伝わってきそうです。早く遊びたくてソワソワしながら、さっそく中へ入ってみます!
今回は全員初めての利用だったので、まずは受付で会員登録を済ませました。受付でトンデミ専用ソックスと会員証を配布してもらえるので、なくさないように注意! 2回目以降の利用でも、ソックスと会員証は必須です。
トンデミオリジナルのソックスは、裏にケガ防止の滑り止めが付いています。おそろいのソックスを履いてみると、まるで学生時代に戻ったかのよう。
照れくさいような、嬉しいような気持ちになって、思わず記念写真を撮ってしまいました。
遊ぶ前は「ストレッチエリア」で入念にストレッチ。しっかり身体を伸ばして、万が一のケガを防ぎましょう。
まずは、3階にある「トランポリンエリア」にやってきました! 約200坪の広さの中に全54面ものトランポリンが用意されており、さまざまなアクティビティにチャレンジできます。
まずは腕試しに、「ジャンプピット」ゾーンで、ジャンプと飛び込みにチャレンジ!
頭上に吊るされたバレーボールにアタックしてみようとがんばってみたものの、これが意外に難しい……! グループの中でもサッカー経験のある1人が、見事アタックに成功し、その場の全員から歓声が上がりました。
自由にジャンプが楽しめる「フリーゾーン」では、思う存分飛び跳ねまくりでテンションも上がります。
飛び方のコツや技が壁に書かれていたので、それを見ながら「膝落ち」や「抱え飛び」に挑戦してみたり、「せーの」で飛び跳ねて、誰が1番高く飛べるか対決してみたり。
飛び跳ねているうちに、額からは汗がじんわり。楽しく遊んでいるだけで、さっき食べたランチのカロリーまで消費できてしまうかも……!?
「バレーゾーン」では、2対2での真剣勝負! いつもはできないスパイクも、トランポリンの力を借りればどんどん打てて、まるでプロ選手になったみたいです。
最後は、「ジャンピングレースゾーン」でレース対決に挑戦。画面上のキャラクターが連動して動き、ジャンプをすればするほどスピードが上がっていきます。
相手に負けじとジャンプをしているうちに、全員ヘトヘトに。どのアクティビティも楽しいので、序盤に体力を使い尽くしてしまわないように注意が必要です(笑)。
水分補給をして、少し休憩をとったら、「エアーランエリア」へ。
こちらは、新感覚エアー障害アスレチックコース。コース上はどこもふわふわと柔らかいので、障害物が多いながらも安全に遊ぶことができます。
準備が出来たら、スタートラインに立って、いざ勝負!
コースの先で待ち受ける障害物を突破して、レースの最終地点に設置された赤いボタンを押せば、ゴールです!
タイムを見ると、それぞれ僅差の結果に……!「負けた〜」「悔しい!!」と悔しがるそれぞれの姿は、学生時代に戻ったかのよう。遊びの対決で本気になれるなんて、大人になった今ではかなり貴重です。
続いて、エスカレーターで1階まで降りると「トンデミパーティエリア」を発見。全7種類ものアクティビティが用意されているので、どのゾーンで遊ぶか迷います。
最初に挑戦したのが、「にんげんタワーバトル」。制限時間内に撮影した写真が、画面上で積み木のように積み重なっていくこちらのアクティビティは、チームワークが重要です。タワーが倒れないよう、アドバイスし合いながら、最高記録更新を目指しました!
さらに進むと、箱型のアクティビティを発見! 2023年7月に登場したばかりの新アクティビティ「ジャンプツイスター」です。
不規則に回転する2本のバーに当たらないよう、かがんだり、ジャンプしたりしながら対決します。簡単なように見えて、バーの回転に合わせて動くのがかなり難しいので、性別や体格が違っても、いい勝負ができました。
最後に訪れたエリアは、「クライミングウォールエリア」です。
最大で約10mあるクライミングウォールには、その場の全員が思わず「すごい〜‼」「デカッ‼」と心の声が漏れてしまうほどの大迫力。
遊ぶ前に、まずはヘルメットとハーネスを装着。利用上の注意事項も教えてもらいました。
説明が終わったら、人生初の「クライミングウォール」に挑戦! 壁によって難易度が違うので、まずは初心者でも登れそうな壁をチョイスしました。
約6mの壁はかなり高い! 後ろを振り向くと怖くなってしまいそうだったので、とにかく集中して頂上を目指して登っていきます。
壁の上には「トンデミフォト」ブースが設置されていて、頭上から臨場感たっぷりの記念写真が撮れます。壁から落ちないように気をつけて、カメラに向かって、ピース!
次は、天井高くまでそびえ立つ13本のポールを登っていく「ステイアウェイトゥーヘブン」へ。
「これくらいなら登れるでしょ!」と気軽に挑戦してみたものの、ポールはスポンジのような少し柔らかい素材なので、足元が完全には安定せず、グラグラするのがかなり怖い……!
登っている友人を見ていると、思わずハラハラしてしまいます……!
「クライミングウォールエリア」では、この他にも約7mの高さから垂直落下で滑り下りるに「バーティカルスライダー」挑戦した他、
すぐ近くにある「ロープウォークエリア」で高さ約3.5mの高さにあるロープを渡ったり
と、身体を動かしながらハラハラドキドキを楽しめるアクティビティがたくさんありました!
最後は、みんなで集まってクライミングウォールの前で、記念写真をパシャリ。たくさん運動したので、身体は疲れていたものの、いい汗をかいたおかげで気分は爽快。あっという間の120分が終わりました!
今日の楽しかった思い出を胸に、明日からも仕事や日常生活をがんばれそう! 運動不足を解消するだけでなく、心もいっぱいになった1日でした。
所在地:東京都大田区平和島1丁目1-1
アクセス:京急本線「平和島」駅から徒歩約16分
TEL:03-6404-9935
https://bandainamco-am.co.jp/others/tondemi/heiwajima/
今回は、カフェランチと「トンデミ平和島」で満喫した1日でしたが、平和島エリアにはこの他にも、天然温泉や映画館、お散歩やピクニックにもオススメの「平和の森公園」など、友だちやパートナー、家族などでも楽しめるおでかけスポットが満載です。
仕事や日常生活でちょっと疲れてしまっても、気分転換にお出かけしてみると、新しいアイデアが浮かんだり、気分が明るくなったりするもの。
普段よく訪れるおでかけスポットから、新たに一歩踏み出して、平和島エリアで休日を満喫してみてはいかがでしょうか。
本記事のライター:目次ほたる
プロフィール:
海外旅行も未経験な旅初心者。取材をきっかけに旅の魅力を知り、まずは国内旅行を楽しむために、身近な地域から行ったことのない都道府県まで、魅力的なスポットをリサーチ中。
着物や茶道をはじめとした日本文化が大好きで、歴史を感じる町並みを訪れるのが趣味。そのため、休日はカメラを持って古き良き街を散策したり、美術館や博物館を巡っている。
現在は、都内でフリーランスライターをやっており、取材記事やインタビュー記事を中心に執筆。大田区の好きな駅は、東急池上線の池上駅。
監修:松本里美/三好順