大田区内でも、様々な時代の弓矢に関わる資料が遺跡から出土し、また、文化財として継承されてきました。
今回の特別展は、そうした資料を中心としつつ、関東周辺の資料を加えることで、弓矢の長い歴史と多様性を見直す機会とすることを目指します。
とくに東京都の指定文化財で新田神社所蔵の『紙本着色新田大明神縁起絵』は、南北朝期の弓馬合戦の様子が描かれた貴重な絵巻物で、東京都内の博物館では修理後、初めてのお披露目となります。
この機会に、当博物館で弓矢の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
【主な展示資料】
・区内遺跡出土の鏃(下沼部貝塚、多摩川台古墳群、塚越横穴墓群等)
・関東周辺の縄文時代から中世の遺跡出土の鏃と弓、古墳時代の埴輪(猪形埴輪、靫形埴輪、弓を持つ武装男子埴輪)
・東京都指定文化財 紙本着色新田大明神縁起絵
・六郷神社の子ども流鏑馬(動画)など
●日時
2024年10月8日(火)~12月1日(日)9:00~17:00
休館日:月曜日(休日、祝日の場合は開館)
●会場
大田区立郷土博物館 第1展示室(2階)
アクセス方法はこちら
●観覧料
一般(区内在住・在学300円/区外500円)
中学生以下(区内在住・在学100円/区外200円)
未就学児・65歳以上の方・障がい者(付き添い1名)無料
・要身分証明書持参
・支払方法は現金払いのみです。
(注釈1)毎週土曜日、休日、祝日はこども(中学生以下)無料公開日(年齢のわかる書類をご提示ください)
詳細はこちら(主催者ホームページ)
●お問合せ先
大田区立郷土博物館
電話 03-3777-1070