おおたオープンファクトリーとは?

開催概要

名 称おおたオープンファクトリー2022
開催日2022年11月26日(土)
開催エリア工場見学・体験プログラム
新田丸エリア(東急多摩川線下丸子・武蔵新田周辺各所にて)
本羽田エリア(京急空港線糀谷駅から徒歩12分テクノWINGにて)

スペシャルイベント
新田丸・六郷・羽田空港・梅屋敷・城南島エリア
主 催おおたオープンファクトリー実行委員会
(工和会協同組合 × 一般社団法人大田観光協会 × 東京都立大学 × 横浜国立大学×一般社団法人おおたクリエイティブタウンセンター)
後 援大田区、一般社団法人大田工業連合会、公益財団法人大田区産業振興協会、東京商工会議所大田支部、野村不動産パートナーズ株式会社
協 力大田工連青年部、共立信用組合、城南信用金庫、東急電鉄株式会社、
東急不動産SCマネジメント株式会社、東京モノレール株式会社、日本工学院専門学校(五十音順)

おおたオープンファクトリーとは

東京都大田区の町工場を公開し、モノづくりの技術や職人と触れ合う見学・体験プログラムを提供することで、来訪者、町工場、企画者が一緒になって、モノづくり及びモノづくりのまちを盛り上げるイベントです。現在では、全国数十のモノづくり産地や工業地域で実施されていますが、大田区では、2012年2月に東急多摩川線沿いの下丸子駅・武蔵新田駅周辺エリア(新田丸エリア)を中心にスタートしました。コロナ禍を経て、12回目を迎える2022年のおおたオープンファクトリーは、3年ぶりの通常現地開催です。

OOFの企画運営体制

おおたオープンファクトリーは実行委員会形式で企画・運営に当たっています。一般社団法人大田観光協会を事務局とし、地元工業団体の工和会協同組合、一般社団法人おおたクリエイティブタウンセンター、横浜国立大学、東京都立大学等が中心的役割を担い、これに参加工場、商店街、電鉄、市民団体が連携し、そしてボランティア組織「ねじまき隊」(※)をはじめ、区内のさまざまな企業・団体や大田区のサポートを得て運営されています。

※今年度は一般募集は致しません。

おおたオープンファクトリーは第5回以降、参加工場数 60 社前後および来訪者数4,000人前後と、安定的に運営が行われています。その背景としては、第4回までに、区内の島部や臨海部等へのエリア拡張が実現し、以降は規模の拡大というよりは、既存コンテンツの質を高めたり、企画や運営に関わる新たな人材を巻き込んだりすることに注力してきたことが挙げられます。また、当初は台風や大雪など天候面での不運もありましたが、近年は総じて好天に恵まれています。なお、2020年は新型コロナウイルスの影響により、2020年はオンライン、2021年は参加者数を絞りツアー形式での開催となりました。

産業観光まちづくり大賞 金賞(2013/11/22)

この間、新聞やテレビ等のメディアでの露出や、「産業観光まちづくり大賞 金賞」(日本観光振興協会)、「ジャパン・ツーリズム・アワード 地域部門賞」(日本観光振興協会他)、「地域発!いいもの」(厚生労働省)などの表彰機会に恵まれ、大田区のモノづくりの価値や魅力を発信する絶好の機会となっています。また、2020年度には、観光庁実証事業「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテツ造成実証事業」、2021年度には同「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」に採択され、コロナ禍での新たなオープンファクトリーのあり方にチャレンジしてきました。その成果は、新たな観光コンテンツ創出の事例として、観光白書(令和3年度版)にも掲載されました。

おおたクリエイティブタウン構想

おおたオープンファクトリーは、「モノづくり」「まちづくり」「観光」を連携しながら進めてゆく「おおたクリエイティブタウン構想」を構成する一つのプロジェクトとして取り組まれています。町工場に見たり入ったりする機会を様々な人に提供することで、近隣住民の地域への愛着の醸成、町工場の人材育成や新たなモノづくり、地域価値のプロモーションなどが期待されます。また、モノづくりの現場やまちに魅力的な人材を惹きつけるプラットフォーム(土台)にもなっています。